【PR】

こんにちは、ぬま畑です!
今回はMARVEL映画「ブラック・ウィドウ(BLACK・WIDOW)※以下BW」のレビューをお届けします。
2025年5月に公開された「サンダーボルツ*」を見た後、この映画の評価が180度変わり、改めてBWの素晴らしさに感動しましたのでご紹介!
結論からお伝えすると、『サンダーボルツ*を見る前にBWを絶対に見てほしい!』です。
時系列的には「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」の前のお話で、ナターシャ・ロマノフの物語が完結する最高の映画であり、エレーナ・ベロワへのバトンタッチ(描写はないですが、実質バトンタッチ)が本当に感動的でした。
今回はその魅力をたっぷりお伝えします!
なお、このレビューにはBWのネタバレも含みますのでネタバレ問題ない方は、最後まで読んでいただければ幸いですm(_ _)m
映画『ブラック・ウィドウ』とは?
まずは映画「ブラック・ウィドウ」について軽くおさらい。
『ブラック・ウィドウ』(Black Widow)は、マーベル・コミックに登場する同名キャラクターをベースにした、2021年のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。
監督はケイト・ショートランド、脚本はエリック・ピアソン、主演はスカーレット・ヨハンソン。「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズの24作目。Wikipediaから抜粋(出典)
全文はこちらブラック・ウィドウ (映画)
映画のあらすじもおさらいしておきましょうか。
ナターシャの完結とエレーナへのバトンタッチが良き!

まず、この映画の最大の魅力は2つあり、その一つは勿論ナターシャ・ロマノフの物語が幕を閉じた作品になっている点です。
MCUで長年愛されてきたブラック・ウィドウ、ナターシャの過去が丁寧に描かれていて、彼女の葛藤や成長が深く掘り下げられています。
偽装家族との再会を通じて、ナターシャの人間らしい一面や、家族への愛情が垣間見えるシーンは本当に感動的でした。
特に、スーパーパワーを持たない普通の人間たち(と言っても特殊な訓練を受けた者たち)が織りなすアクションは、MCUの中でも異色でありながら、緊張感と迫力に満ちていて圧倒されます!
そういう意味だとキャプテン・アメリカの2作目であるウィンター・ソルジャーと似通ってるかもしれません。まぁそれは良いとして・・・。
もう一つはエレーナの始まりの物語でもあるという点。
エレーナへのバトンタッチが本当に素晴らしかったです!・・・と言ってもナターシャから「後はあんたに任せる」みたいなのはなかったのですけど、実質的にエンドゲームから居なくなったナターシャに代わり、2代目ブラック・ウィドウとして活躍するのは間違いないので、今後のエレーナの活躍は見逃せません!
なお、映画ブラック・ウィドウではエレーナのユーモアと強さが光るシーンも多く、ナターシャに負けないトリッキーなアクションは必見です!
また、ナターシャとエレーナの姉妹のような絆が丁寧に描かれていて、感動的なシーンも多くあります。この映画は、ナターシャの終幕とエレーナの新たな始まりを見事に描いた傑作と言えます。
タスクマスターの正体が深いテーマを投げかける

さて、映画ブラック・ウィドウでのヴィランとして登場するラスボスはドレイコフなのですが、ドレイコフはバリバリの格闘家ではなく、あくまで指示役です。その手足として出てくるのが「タスクマスター」であり、サンダーボルツでも6人の内の一人として出ていますね!
その「タスクマスター」についても改めて触れておきます。
タスクマスターは、キャプテン・アメリカやブラックパンサーなど、過去の戦士たちの技をコピーする驚異的な能力を持つキャラクターです。
公開前はその正体に多くのファンが期待していましたが、実はドレイコフの娘であり、ナターシャの過去のミッション(プタベストでの出来事)の犠牲者だったことが映画内で判明します。
この展開、当初は物足りなく感じたのですが・・・「サンダーボルツ*」を見た後に再評価することに。このタスクマスターは映画ブラック・ウィドウを見直すと、非常に深いテーマが込められていることに気づきましたね。
タスクマスターは、ナターシャの過去の罪と向き合うための象徴であり、彼女が背負ってきた重い運命を映し出す存在です。この切ない物語が、ナターシャのキャラクターにさらなる深みを与え、彼女の成長と贖罪の物語をより感動的にしているのではないかと。
サンダーボルツ*を見た後はBWの評価が180度変わった!
「サンダーボルツ*」を見た後、この映画ブラック・ウィドウの重要性を再認識しました!
特に、エレーナがサンダーボルツの一員として活躍する姿を見て、「ブラック・ウィドウ」がどれだけ重要な伏線を張っていたかが改めて分かります。
ヴァル(ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ)の登場も、「サンダーボルツ*」での展開に直結しており、彼女がエレーナにホークアイの暗殺を指示するエンドクレジットのシーンは、MCUドラマ「ホークアイ」へと繋がっていて、改めて『やっぱりMCU良いなぁ』と再認識しましたね。
また、「サンダーボルツ*」では、ファルコン&ウィンター・ソルジャーから「バッキーことウィンター・ソルジャーとUSエージェント(ジョン・ウォーカー)」が。アントマン&ワスプからは「ゴースト」。そして、BWからは「レッド・ガーディアンとタスクマスター」が登場します。
それらMCUのヴィランたちが集結しますが、その中でもサンダーボルツ*ではエレーナの存在感がひと際目立っていましたね。
この映画「ブラック・ウィドウ」がなければ、エレーナのバックストーリーや彼女の成長が理解できないため、「サンダーボルツ*」の面白さが半減してしまいます!まさに映画「ブラック・ウィドウ」は、MCUフェーズ4以降の物語を繋ぐ重要なピースだったのが改めてわかりました・・・
先程も少しだけ触れましたが、当初映画「ブラック・ウィドウ」を見た時はなんかぱっとしない展開だなぁ・・・なーんて思ってたのですが、前言撤回!超重要な映画であり、まさしく僕はMCUの手のひらで踊らされる結果になっていましたとさ笑
MCUらしからぬ“人間ドラマ”が最高!

映画「ブラック・ウィドウ」は、MCUらしからぬ“人間ドラマ”が際立つ作品です。
超人や派手な超能力バトルはかなり控えめで、ほぼそういうキャラは出てこないですが、ナターシャと偽装家族たちの絆や葛藤が丁寧に描かれており、アクション以上に心に響くストーリーが魅力です。
スカーレット・ヨハンソンとフローレンス・ピューの演技も圧巻で、ナターシャとエレーナの”強さ”と”脆さ”を実に上手く表現されています。
他のMCUキャラクターがほとんど登場しないのも、逆にこの映画の独立した魅力を引き立てているんだなと思いました。
ナターシャ単体の物語として完結しており、彼女の内面に焦点を当てた深い掘り下げが素晴らしく、個人的には「キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー」と並ぶ、MCUの人間ドラマの傑作だと感じましたね!
あとがき:サンダーボルツ*を見る前にBW必見です!
総論として、映画「ブラック・ウィドウ」はMCUファンなら絶対に見逃せない最高の映画です!
当初は物足りなさを感じていましたが・・・それは「サンダーボルツ*」を見てその評価が一変しました!
この映画は、ナターシャの物語の完結と、エレーナの新たな旅立ちを描いた感動的な作品であり、フェーズ4以降のMCUを理解する上でも欠かせない一本です!
特に、「サンダーボルツ*」を見る前に視聴することで、エレーナのキャラクターやヴァルの暗躍の背景がより深く理解でき、「サンダーボルツ*はブラック・ウィドウを」、「ブラック・ウィドウはサンダーボルツ*を」双方の物語が補完し合う形で、どちらの映画も面白さを倍増させます!
まだ見ていない方は、ぜひ映画「ブラック・ウィドウ」をチェックしてから「サンダーボルツ*」に挑んでください!
それでは、最後までお読み頂きありがとうございましたノシ
[stand.fm]
standFMもやっています!
※ビジネス書評や時々思ったこと、更に映画のこと、様々なレビューを語っています。
↓↓↓↓↓