
どーも!空前絶後の、超絶怒涛のBB戦士語り屋!BB戦士を愛し、BB戦士に愛された男!
・・・というサンシャイン池崎さんの丸パクリをするぬま畑でございます。どうぞよろしくお願いします。
はい。
ということで、記念すべき第1回目!1988年5月15日に発売された【BB戦士 No.7 νガンダム】をご紹介いたします。
出典:バンダイホビーサイト BB戦士 07 ニューガンダム
このキットは、劇場版『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の公開に合わせて発売され 、当時の価格はなんと300円! 少ないお小遣いを握りしめ、自転車を駆り、模型店に急いで向かったのを覚えています。
ちなみに逆シャアが放映されたのは『1988年3月12日』なので、その約2ヶ月後に発売されました。
BB戦士シリーズ初期の傑作として知られるこのキット、巷ではレビューや紹介記事、動画などがあふれていますが、今一度、ぬま畑の目線でご紹介したいと思います!
なお、組み立ては一旦行いません。
とはいえ、いつかは組み立て、塗装し、全てを並べてそれを見ながら制覇記念のお祝い?をしたいと思っていますが、まずは箱や内容物の紹介でとどめます。
・・・・上記お伝えした通り、もう素組レビューや、塗装の指南などのブログ記事でネット上は溢れてるってのもありますが、あくまでぬま畑なりのBB戦士はこういうもの、というのを紹介するということをあらかじめご了承くださいませ。
概要についてはこちらをご覧いただければ幸いですm(_ _)m
RX-93 νガンダムとは?
さて、そもそもνガンダムとはなんぞや?という方のために・・・まぁ説明する必要もないくらい超・超・超・超有名な機体(MS:モビルスーツ)ですよね笑
恐らく、『ガンダムシリーズの中で一番有名なMSは何?』と聞くと、必ずνガンダムがでてくるというくらい有名ですよね!
一応さらっと説明すると、νガンダムはアムロ・レイが最後に搭乗したMSです。
映画『逆襲のシャア』で、宿敵シャア・アズナブルが搭乗するサザビーと壮絶な戦いを繰り広げましたが、あのラストシーンは何度見ても胸が熱くなります!!
そんなνガンダムのBB戦士のキット。
恐らくνガンダムを初めてSD化させて売り出したプラモデルとしては、これが初だと思います。
元祖SDガンダムのNo.1はνガンダムですが、その発売日は1988年12月なので、やはりBB戦士としてのνガンダムは「元祖SD」なんですよね、ある意味笑
あ、ちなみに、SDとはスーパーデフォルメの略、というのは既に知ってますよね?笑
価格・箱(パッケージ)・付属品の実物状態チェック
まずは価格・箱(パッケージ)・付属品を見ていきましょう!
価格
税込み1,000円で購入しました。
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定価として、本来は300円(税抜)ですね。当時は消費税もなかったので300円ジャストですね。ちなみにその翌年からにっくき消費税が導入されたので価格は309円へと変わりましたが・・・まぁいいでしょう。(全然良くないですが)
なお、こちら再販品で、通称「青バンダイ」のものです。
一応説明すると「赤バンダイ」と「青バンダイ」というがあり、ガンプラの製造・販売は2018年から新会社「バンダイスピリッツ」となり、ロゴも青色になりました。それが通称「青バンダイ」。
これ以降に再販されたものも青いロゴになったみたいです。「青バンダイ 赤バンダイ」で検索していただけましたら直ぐに答えでてきます。
それはそれとして、恐らくガチ勢の方は「赤バンダイ」の方をチョイスするのでしょうけど、自分はそこへのこだわりがあまりなく、目的としてNo.400(正確にはナンバリングNo.412)まで集めるのが目的なのでぶっちゃけどちらでも構わないです。
ただ、パッケージ。つまり箱の側面が少し違いまして、赤バンダイと青バンダイもキットがあったので少しだけ脱線しますが、こちらをご覧ください。
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いつ紹介になるかわからない、しかもBB戦士ではないですが、G-GENERATION N0.61 ガンダムブルーデスティニー1号機のキットです。
見て分かる通り、左が赤バンダイのもの、右が青バンダイのものです。
表面はバンダイのロゴと商標ロゴ?以外は変わりありません。
側面も変わりないですね。
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こちらもロゴ以外変わりはないですね。
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ところがこちら。
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上が赤バンダイ、下が青バンダイです。
機体の説明が省かれ、警告が追加されています。なんでこうなったかというのはわかりませんが、事実として側面の内容が変わっているのでガチのコレクターの方はどちらも手に入れてるんでしょうねぇ・・・先程もお伝えした通り、自分はそこへのこだわりはないのですが、まずは400を目指します!
すいません、脱線しました・・・とにかく今回はνガンダムなので続き、いきます!!
箱(パッケージ)の状態とデザイン
さて、実際のキットについてですが、まずは価格。
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小さいときはなにも感じませんでしたが、おとなになってからこのパッケージの良さに気付くんですよね・・・SD化の上手さ、アメコミ風?の背景、この構図・・・手にして改めて思う所有している嬉しさが込み上げてきます。
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「機動戦士SDガンダム BB戦士」のこのロゴがまた良いんですよね!そして、その横のνガンダムの可愛さがまた味があってデザイン最高です。
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横にはおなじみのギミック解説です。
子供の時、この横の説明を見てテンション上がってたなーっていう・・・懐かしい。
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そして青バンダイ特有の警告・・・世の中がうるさくなったためですかね?サザビーは赤バンダイなので、それはその時に確認してみましょうか。
付属品の内容と状態確認
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- ランナー × 4
- ホイルシール × 1
- スプリング × 1
- 組立説明書(コミックワールド) × 1
内容物として白、黄色、濃いグレー、灰色のランナーが4つ、シールと(この画像ではわからないですが)スプリング、そしてある意味メインのコミックワールド兼説明書が付属しています。
なお、BB戦士 No.7 νガンダムは、接着剤不要のスナップフィット方式を採用していまして、 パーツ数も少なく、シンプルな構成なので、プラモデル初心者でも簡単に組み立てることができるのが特徴ですね。
当時、BB戦士シリーズとして「ガンダマン」から「ドン」までの6体が2.5頭身でしたが、このνガンダムから2頭身になり、現在のBB戦士のスタイルが確立されましたね。
このフォーマットの変更が、BB戦士の人気をさらに押し上げ、一大ブームを巻き起こしたといっても過言ではないのではないでしょうか。
成形品は、白、青、黒のシンプルな3色で構成されています。 少ない色数ながらも、νガンダムの特徴的なカラーリングを再現しています。
ホイルシールは、主にツインアイや額のセンサー、各部のマーキングに使用します。
武器や付属品について
- ビーム・ライフル
- シールド
- ビーム・サーベル
- バズーカ
バズーカにはスプリングが内蔵されていて、付属のBB弾を発射することができます!
νガンダムとしてみたとき、上記のリストで気付いたでしょう。。。
そうです。フィン・ファンネルがないんですよねー。。。残念なところですが、実はこのνガンダムを含めた8体セットになった「逆襲のシャアセット」というものがあります。そのνガンダムにはファンネルが入っており、はれて”完全体になれた”のですが、そのセットはある意味補完キットでもあります。
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これも手に入れておりますので、いずれは紹介します!
今BB戦士のセット売りが出ておりますが、ある意味先駆けなんですよね・・・まぁだからなんだって話ですが笑
バリエーション
ちなみに、BB戦士 No.7 νガンダムは、後に様々なバリエーションキットが発売されています。
これに武者仁宇頑駄無(ムシャニューガンダム)も合わせるとさらに多いのですが、それはまた別のお話・・・
名前 | 発売年 | 備考 |
---|---|---|
BB戦士 No.209 νガンダム | 1999年 | フィン・ファンネルが追加され、プロポーションもリファイン |
BB戦士 No.387 νガンダム | 2014年 | Ver.Kaをベースにしたキット |
エコプラ BB戦士 νガンダム | 2017年 | バンダイホビーセンター限定、再生材使用 |
BB戦士 逆襲のシャアセット | 2008年 | 逆襲のシャアに登場するMS8体セットにνガンダムが付属 |
総評
BB戦士 No.7 νガンダムは、発売から30年以上経った今でも、その魅力は色褪せていません。
シンプルな構成ながら、νガンダムらしさをしっかりと表現しており、SDガンダムファンならぜひとも手に入れたいキットです。
特に、このキットはBB戦士の転換期となった記念すべきアイテムであり、その後のシリーズの方向性を決定づけたという点で、歴史的な価値も高いと言えるかもしれません。
個人的な感想
子供の頃に作ったνガンダムを、大人になって再び組み立てるのは、感慨深いものがありますね!
上記でもお伝えしましたが、フィン・ファンネルがないのがかなり残念で寂しく、νガンダムの武装といえばフィン・ファンネルなのに、付いていないっていうのが悲しいキットですね・・・
ですが、それはそれで味があり、なんならアムロの「νガンダムは伊達じゃない!!」というセリフとともにアクシズを押し返すほどの”とんでも機能”があるのが本体なのでね、実はフィン・ファンネルってあくまで付属品なんですよね笑
終わりに
はい、ということで今回はBB戦士 No.7 νガンダムについて詳しく解説しました。このキットは、SDガンダムファンならぜひともコレクションに加えてほしい逸品です。
おすすめポイントはこちら
- 初心者でも簡単に組み立てられる
- νガンダムの特徴をしっかりと捉えている
- BB戦士の歴史を感じることができる
シンプルな作りながらも、νガンダムらしさが凝縮されており、組み立てやすさも抜群です。
当時を知る人も、初めての人も、ぜひこのキットを手に取って、BB戦士の歴史とνガンダムの魅力を感じてみてほしいですね!
それでは最後までご覧いただきありがとうございました。また見てくださいね!