1993年7月23日に日本で発売された『第3次スーパーロボット大戦』は、スーパーファミコン用シミュレーションロールプレイングゲームの名作として知られています。
この記事では、その魅力と特徴を紹介していきます。
第3次スーパーロボット大戦とは?
SDで表現されたロボットたちが競演するクロスオーバー作品『スーパーロボット大戦シリーズ』の第3作目。
前作『第2次スーパーロボット大戦』(1991年)以来約2年振りであり、スーパーファミコン用としては初となる作品である。
本作では外宇宙から来た異星人とザビ家を指導者に迎え復活したディバイン・クルセイダーズ、それに対抗するロンド・ベル隊の三つ巴の戦いをテーマにしている。
『第2次スーパーロボット大戦』(1991年、以後『第2次』)の続編で、シリーズカテゴリの一つである「DC戦争シリーズ」の第2作目にあたる。
引用元:第3次スーパーロボット大戦wiki
ストーリー
全世界を大混乱に陥れたDC戦争が終結して半年。
地球は一時的な平和を取り戻しましたが、再び新たな脅威が迫ります。
連邦軍の部隊が次々と失踪し、異星人の襲来が明らかになる中、ロンド・ベル隊はDCと異星人に立ち向かいます。
三者三様の思惑が交錯する新たな戦いが繰り広げられます。
参戦作品
第3次スパロボの参戦作品は以下の通りです。
- 機動戦士ガンダム
- 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
- 機動戦士Ζガンダム
- 機動戦士ガンダムΖΖ
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
- 機動戦士ガンダムF91
- 無敵鋼人ダイターン3
- マジンガーZ
- グレートマジンガー
- UFOロボ グレンダイザー
- ゲッターロボ
- ゲッターロボG
- 超電磁ロボ コン・バトラーV
- 勇者ライディーン
- 魔装機神サイバスター
新規参戦作品
本作には以下の新規参戦作品が登場します。
- 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY
- 無敵鋼人ダイターン3
- 超電磁ロボ コン・バトラーV
- 勇者ライディーン
対応機種
- スーパーファミコン
- PS(リメイク)
- PS3(ゲームアーカイブス)
- PSP(ゲームアーカイブス)
- PSVita(ゲームアーカイブス)
発売日
1993年7月23日
売上本数(出荷本数)
約25万本
ゲームの基本情報
- ジャンル:シミュレーションRPG
- 対応機種:スーパーファミコン (SFC)
- 発売元:バンプレスト
- 開発元:ウィンキーソフト
- 発売日:1993年7月23日
- 対象年齢:CERO A(全年齢対象)
- 売上本数:25万本(出荷本数)
概要
『第3次スーパーロボット大戦』は、SDで表現されたロボットたちが競演するクロスオーバー作品『スーパーロボット大戦シリーズ』の第3作目です。
前作『第2次スーパーロボット大戦』から約2年ぶりにリリースされ、スーパーファミコン用としては初めての作品となります。
本作では、外宇宙からの異星人、ザビ家を指導者に迎え復活したディバイン・クルセイダーズ、そしてそれに対抗するロンド・ベル隊の三つ巴の戦いがテーマとなっています。
主な特徴
第3次スパロボから新たにマルチシナリオとマルチエンディング、またファミコン(FC)からスーパーファミコン(SFC)にプラットフォームが移行したことで大幅にグラフィックやサウンドが向上、さらにシステムも大幅に改善されさらに遊びやすくなっています。
それではそれぞれ見ていきます。
マルチシナリオとマルチエンディング
シリーズとして初めてマルチシナリオが採用され、プレイヤーの選択によりストーリーが分岐します。特定条件を満たすと隠しMAPへ進むことも可能です。全62話にも及ぶ壮大な物語が展開されます。
グラフィックとサウンドの進化
プラットフォームがスーパーファミコンに移行したことで、データ容量は『第2次』から3倍に増加し、グラフィックとサウンドが大幅にパワーアップしました。戦闘シーンでは、ロボットたちが多彩な動きを見せ、背景も初めて表示されるようになりました。
システムの改善
- パワーアップシステム:敵ユニットを撃墜して得られる資金を使い、インターミッションで自軍のユニットを強化できます。
- フリーパイロット制:本作からユニットとパイロットが別々に扱われるようになり、乗り換えが可能になりました。
- 気力システム:新たに追加されたステータスで、戦闘中の行動に影響を与えます。
最後に
『第3次スーパーロボット大戦』は、その多彩なシナリオと進化したグラフィックで、多くのファンに愛され続けています。
発売当初は売上が伸び悩みましたが、後にゲーム情報誌での特集や口コミで人気が上昇し、「幻のソフト」として語り継がれるようになりました。
この名作をまだプレイしたことがない方も、懐かしさを感じる方も、ぜひ一度プレイしてみてください。