こんにちは、ぬま畑です!
今回はMARVEL映画「ブラック・ウィドウ(BLACK・WIDOW)」の感想・レビューをお届けします。
ディズニープラスで鑑賞しましたが、結論から言うと『見る順番が重要だ』と感じましたね!
とにもかくにも、さっそくレビューしていきましょう!
いやー、面白かったッ!!・・・
・・・と言いたいところですが、そうもいかなかったですね。
とにかく、ネタバレも多分に含んだ感想として話していきますので、最後までご覧いただければ幸いです。
映画ブラック・ウィドウとは?
まずはブラック・ウィドウってなんぞやって部分は…いいですよね?(笑)
でも、一応wikiから。
『ブラック・ウィドウ』(Black Widow)は、マーベル・コミックに登場する同名キャラクターをベースにした、2021年のアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。
監督はケイト・ショートランド、脚本はエリック・ピアソン、主演はスカーレット・ヨハンソン。「マーベル・シネマティック・ユニバース」シリーズの24作目。Wikipediaから抜粋(出典)
全文はこちらブラック・ウィドウ (映画)
映画ブラック・ウィドウのあらすじ
また、映画版のあらすじは知りたいという方もいると思うのでこちら!
それでは、早速行きましょう!
・・・の前に、お伝えした通りネタバレをガッツリ行ってるのでまだ見ていない、ネタバレじゃない感想をではないのでお気をつけください!
映画じゃなくてもいいかも・・・
まず見終わった感想として、映画じゃなくても良いのでは?ということ。
この映画、久々のMARVEL映画の最新作で、本来なら2020年の11月には公開される予定だったのですが、コロナのせいで伸びに伸び、2021年7月8日(ディズニープラスのプレミアムアクセスは7月9日)に公開されました。
兎にも角にも、映画(プレミアムアクセス)じゃなくて、ファルコン&ウィンター・ソルジャーのようなドラマ形式で良かったのではないかなと…
ドラマの枠と言いますか、ドラマ形式っていう視点で見ると相当面白い内容だったと思うのですが、映画なので約1800円、プレミアムアクセスで2,980円(3,278円)の支払って観るわけですよ。
その価値があったかと言うと、ぶっちゃけ全くありませんでしたね・・・
もちろん個人の感想です^^;
それは何故かってのは目次や下記に書いていきますが、内容がMARVEL映画にしては普通、展開も普通、アクションや演出はそれなりに凄いのですが、全体を見てパッとしない展開だらけでテンション上がるところが一つもなかった・・・んですよね。
今、思い出しながらこれを書いてるんですけど、衝撃的な展開が少なく、展開が凄くて『おおっ!!』って思う場面が一つでもあればまた話が変わってくるのですが・・・そういうのがほとんどないので『なんだかなぁ』と思ったのが感想です。
勿論、面白い!と思う方もいらっしゃるでしょうし、なんならディープなMARVEL系オタクの方は伏線やらコミックやらと結びつけて、今後の展開を予想・考察などをしていって盛り上がっていくのでしょうけど、こちとらMARVEL映画やドラマしか追いかけていないライトユーザーなので、ブラック・ウィドウ単体でテンション上げれるかと言われたらちょっと厳しいなと。
※プレミアムアクセスで追加料金払っておきながらそれを言う?
まぁプレミアムアクセスで支払ってみちゃったのでそれなりにブラック・ウィドウというかMARVEL映画が好きであり、それ故に期待してしまったんですけど、こんだけ落胆したのは期待し過ぎたのが主な原因でしょうかね・・・
んー、今にして思えば面白くないわけじゃないけど、物足りなさ過ぎたと感じるのはMARVEL映画なのに『他のMARVELのキャラが出てこなかったから』かも知れません。
※追記2021/09/09(感想が変わる理由)
ガオーチャンネルさんが言ってたので『あっそうか、確かに・・・』って思ったのが、フェーズ4の見る順番ですね。
それがかなり重要でした、そりゃ感想も変わるわ、と。
感想が変わるもっとも大きい要因が二つあります。
まず一つ目、この映画、そもそも公開されるのが昨年2020年の11月、コロナで伸びに伸びて今年2021年の7月…その時点でディズニープラスのMARVELドラマ『ワンダヴィジョン』、『ファルコン&ウィンター・ソルジャー(バキ翼)』、さらには『ロキ』(ちなみにBWはロキの最終話前に公開)。
これらのドラマのクオリティが半端なくって、お金もっととってもいいんじゃないかというくらい凄い作品なんです。
見てて魅了するのは勿論、次回作への伏線の貼り方、映像のクオリティ、内容の面白さ、どれをとってもそんじょそこらのドラマじゃマネできないとんでもない作品に仕上がってます!
そのドラマをみた状態でBWを見ると『映画じゃなくていいかも・・・』という感想になるってことですね(-_-;)
そして二つ目、この映画ブラック・ウィドウもっとも密接に関係してくるのが誰が何と言おうと『バキ翼』ですね。それは、何と言っても『ヴァル』の存在でしょう。
バキ翼で出てきたとき、『あれ?誰このおばはん・・・?』とか思ってたんですけど、敵か味方かわからない登場の仕方だったんですよね。
重ね合わせるとしたら、ニック・フューリーなんですが、ヴァルを見たとき『んーどうなんだろう?』とか思いながら、バキ翼のシーズン1が終わりました。
その後(公開順として)BWのエンドクレジット後の特別エンド映像に登場して、エレーナにホークアイの暗殺を指示します。
これを見て『あぁ、やっぱこいつ敵だったんだ』と認識。
つまり何が言いたいかというと、コロナのせいでもあるんですが、きちんとした順番でみないと少し拍子抜けになるということです。
今回のBW、恐らくドラマを見ずにというか、最初の公開日に見ていたら結構な名作になってたハズなんですけど公開延期となった為にずれてずれてドラマの後になったのはかなりの痛手ですね。
なので、『さぁ今から見るよ!』って人はMARVELドラマを見る前に、ブラック・ウィドウを見ましょう!そうする事でわだかまりなく見れるし、そのすごさを実感できるかと。
タスクマスターの正体が拍子抜け
ブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフが過去にロシアのスパイ育成所『レッドルーム』に所属?していたのですが、そのトップ『ドレイコフ』が今回の敵として現れます。
その部下というか、敵の中にタスクマスターと呼ばれる謎の人物が出てきて、あらゆる技や動きをコピーするというとんでもない敵キャラが出てきます。
過去に戦ったキャラの技は全て使えるみたいで確認した中ではキャプテン・アメリカ、ホークアイ、ブラックパンサー、今回のブラック・ウィドウと様々な武器や格闘術で戦うキャラでした。
・・・が、蓋を開けてみるとタスクマスターの正体がドレイコフの娘だったんです・・・
ナターシャが過去に作戦として暗殺を命じられます。
ブタペストがこの話で、その時の(あえて言いますが)ミッションのミスで生き残ったドレイコフの娘がタスクマスターとして現れるんですが、その事故の後遺症で意識がなく延命のため?実験を繰り返し、その果てに生まれた悲しい暗殺マシーンとして造られたのが彼女だったと・・・
なんかこの設定が拍子抜けすぎて普通だなと。
いや、実際は衝撃的な内容なんですよ??
衝撃的なんだけれども、MARVEL作品でその展開は普通過ぎませんか?・・・弱い!弱いんですよ、能力としても敵としても・・・正直弱すぎる!差し向ける動機としてもMARVEL作品としても弱いと感じたんですよね。
『何!?こいつがタスクマスターだったの!?こりゃやべぇ!!』ということがなく、淡々と戦いタスクマスターとしての衝撃が一切ないまま映画が終わって、最後の最後まで拍子抜けでしたね。
公開前はこのキャラの謎が一番気になってる所だったと思うのですが、上げるだけ上げて一気に落とされた気になりました。
MARVEL映画らしからぬ”普通”な展開
全体を通して内容が普通でしたね。
ナターシャの過去が今回の映画でわかったんですが、『でっ?』ていう…(ブラック・ウィドウ好きさん、ほんますみません!!)
『悲しい過去があった』『妹がいた、血の繋がりはないけど』『表向きだけの家族がいた』ほうほうなるほど。
・・・『で?』となるわけですよ・・・
正直でっていうのは言いすぎかも知れません、ただブラック・ウィドウの過去がどうってよりもこれからのMCU…強大な敵や『アベンジャーズ』がどうなるのかが欲しいところ。
まぁそういう意味だとあとでも話しますが、ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ伯爵夫人こと”ヴァル”の存在や、2代目ブラック・ウィドウになるであろうエレーナにバトンが渡った形ではあるものの、正式に渡したわけでもないのが歯がゆい所。
とにかく、これは映画にしたのがそもそもの間違いだったんじゃないかな?って思うわけです。
スカーレット・ヨハンソンさんに関してとやかく言うつもりはありません(彼女は最高の女優ですけどね!)。
ですが、制作が発表された時に思ったのが『ブラック・ウィドウ単体で映画作れるの?微妙じゃない?』と感じていたんですが、まさに映画として”役不足”だったんですよね。
役者としてではなくブラック・ウィドウでは役不足なんですよね。
上記でもお伝えしましたが、これがドラマだったら相当やばかったと思います、映画だからこんな不満出るんだろうなぁ、と。
ファルコン&ウィンター・ソルジャーにも出てた「ヴァル」の存在
※画像はバキ翼ドラマから抜粋
上記でも少し触れましたが、ファルコン&ウィンター・ソルジャー(※以下バキ翼)に出ていたヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ伯爵夫人こと通称『ヴァル』(バキ翼でUSエージェントになったジョン・ウォーカーがヴァルって呼んで「それはやめて」みたいなこと言ってましたけど・・・)が出てきましたが、恐らくこの人が今後のMCUに新たな旋風を巻き起こすであろう人物ですね。
どうやらヒドラとの接点があって『マダムヒドラ』とも呼ばれてるみたいです。
少し余談ですが、マダムヒドラといえば『エージェント・オブ・シールド』のエイダが思い浮かぶんですけどね…
わからない人はMARVELドラマ、エージェント・オブ・シールドをご覧あれ!!超おすすめです。
ちなみに、エージェント・オブ・シールドはMCUと密接なつながりがあります(・・・と言ってもスピンオフは変わらないのでMCUお得意のマルチバース、つまり多元宇宙の話かもしれませんが)
このマダムヒドラが『サンダーボルツ』という名称の組織(なのかチーム名なのかはわかりませんが)ヴィランだけで構成されたチームを作るみたいです。
ひょっとしたらそのチーム名も『サンダーボルツ』じゃないかもしれません。(ダークアベンジャーズ?)
コミックでは、サンダーボルツの由来である”サディアス・サンダーボルト・ロス将軍”が変身するレッドハルクがいてこそのサンダーボルツとのことで、今現在ロス将軍はMARVEL映画にちらほら出ていますが(ブラック・ウィドウにも出てましたね!)『レッドハルク』の名前は今のところ出ていませんから、わからないってところですね。
・・・先程からすみません、僕も”みたい”とか”わからない”とか言いたくないですが、今後のMCUがどう展開していくのかもMCUを語るブロガーさんやYouTuberの皆さんも考察中って感じで、憶測でしかお話できないのが現状なので、その点はご了承くださいませm(__)m
コミックや僕の考察(というか憶測)も少し入れると、今後出てくる確定的なものは今の所、バキ翼の最後に登場した『USエージェント』、ブラック・ウィドウから『エレーナ(2代目ブラック・ウィドウ)』、この二人は確実ですね。
で、ほぼ確定的なところといえばアントマン・アンド・ザ・ワスプの『ゴースト』、シビル・ウォーとバキ翼の『ジモ』で一応シャロンとして?『パワーブローカー』。
この二人も恐らくって感じです。
そして最近話題になったMCUに正式加入するとの報道があった『デッドプール』と、今後MCUにくるのでは?と言われている『ヴェノム』。
そして・・・穴馬的にコミックではロス将軍が、レッドハルクとして出てくるのがワンチャンある可能性も?(バイパス手術を2回行っているとかなんとか・・・)
これらが加入してサンダーボルツとなるのか、ダークアベンジャーズとなるのか、バキ翼と今回のブラック・ウィドウを見て気になったところですね。
あとがき
いかがでしたでしょうか?
総論として、『期待しすぎました(ノД`)』ってところですね…
今までのMARVEL映画で、僕が推しに推しているのが『キャプテン・アメリカ ウィンター・ソルジャー』で、その作品も超人血清を打ったキャラとしてキャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースとウィンター・ソルジャーことバッキー・バーンズの二人がメインのお話。
超人はこの二人しか出てきません。それ以外は全員普通の人間で、人間らしい戦い方であり、超兵器や超魔術みたいな万国びっくりショーな展開はないんですが、それなのにも関わらず内容も面白く、全体的にまとまってた感じがあったんです。
だけど、今回のブラック・ウィドウはアクションの派手さはあったりしたものの、他のMARVEL映画と比べるとどうにも何か物足りなさがあったかなぁと。
多分他のMCUのキャラがゲスト出演(ホークアイの声だけカメオ出演は置いといて)してたりしたら、また評価が変わってかもしれませんが・・・?
まぁ散々言ってますが、ひょっとしたら伏線が隠れてて、今後のMARVEL映画を見たときの『あぁ!この人か!!』とか『この場面か!!』となる可能性もあるので、評価は変わる可能性があるかも知れません(笑)
一旦このままの感想にしておきますが、気になったり再度見直したりするかもしれないので何か気づいたりしたら追記したいと思います。
それでは、最後までお読み頂きありがとうございましたノシ
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