【劇場版】仮面ライダージオウOverQuartzer(オーヴァークォーツァー)を見た感想・レビュー『ジオウの集大成ここにあり!※ただ…』
2022.03.11更新
ドーモ!大人
今日は劇場版・仮面ライダージオウ OverQuartzer(オーヴァークォーツァー)の感想を語ります。
※かなりネタバレを含みますので、まだ見ていない方やこれから見る人は気をつけてください!
さて、いつものように結論から言うと、集大成ここにあり!とは書かせていただいたものの…超絶微妙 でしたね。(この劇場版が好きな人はほんっっっっとうにごめんなさい…)
あ、いや…所々ニヤリとする部分や、テンション上がる場面はそこそこあったものの、ストーリーの繋がりや演出等々に納得行かないのが結構あったなぁってのが正直な感想です。
ではその気になったところや好きなシーンを羅列するとこんな感じ。
・劇場版はどの時間軸?
・本物?のトキワソウゴの存在とぱっと出のバールクス
・仮面ノリダー(本物)や仮面ライダーGの出演、じゃあ仮面ライダーツクヨミは?
・消えた2人と死んでないウォズ
というわけで一個一個深堀りしていきます。
劇場版はどの時間軸?
これが管理人が思う超絶微妙なって言う所の最もたる箇所ですね。
TVシリーズの最終回から見ていくとなんでゲイツとツクヨミがいるの?なんで(仮面ライダー的な)平凡な生活を送っているの?っていう…あ、平凡な世界っていうのはカッコ内でも書きましたが仮面ライダージオウ・TVシリーズの最終話の最後らへんの世界を壊して作り直したあとの世界のような、ああいう仮面ライダーがいない世界みたいな”平凡”ではないのであしからず。
最終回で主人公であるソウゴはゲイツの死による悲しみでオーマジオウとなり、今の世界を破壊し、新たに世界を創造しました。
余談ですが、エヴァンゲリオンTVシリーズのEVA26話であった「EVAがない世界」のような感じだなーって思いましたね(笑)
とにかく、仮面ライダーがいない世界みたいなのを創り平凡な生活をしていたはず…それがこの劇場版ではゲイツもツクヨミもいて仮面ライダーがいるという設定もそのまま、ディケイド劇場版でやらかした失敗を再度やってしまってるこの(あえて言いますが)アホさ加減が如何ともし難いですね。
それならそれでこの劇場版に行き着くところへの説明が欲しかったかな、と…
タイトルがでてそのあとゼロワンが出てきて今までがソウゴの夢だったかのように始まるのですが、夢オチ?かのような演出でこれも興ざめの一つでしたね…
結局の所、TVシリーズから劇場版への辻褄が全くもって合わないんですよ、なんでいつもTVシリーズと劇場版を繋げない演出になるのか不思議で仕方ない。
100歩譲って、TVシリーズがソウゴの夢オチだったとして、じゃあどのあたりの時間軸なの?って話なんですよ。グランドジオウが出てきたのでそれ以降になってくるとツクヨミの兄であるスウォルツも倒していない事になりますしどこの部分だよ、と…
TVシリーズのジオウ自体がかなり面白いので残念で仕方なかったです。
本物?のトキワソウゴの存在とぱっと出のバールクス(ラスボス)
これも興ざめの一つ、それだったらウォズをそのままラスボスにしたほうがまだマシだった気がします。
管理人の自分的な話になってくるんですが、ゲームの第3次スーパーロボット大戦α(サルファ)の時、最後のボスとしてケイサル・エフェスというボスがラスボスだったのですが、最後の2~3話あたりで急に名乗り出てきて「今まで裏で糸を引いてました~」ってそんなこと言われても納得できない演出だったのですが、これがまさに今回のと全く一緒で、ぱっとでのラスボスが今まで裏で糸を引いていたと言われても納得しづらいんですわ…今にして思えばサルファからスパロボ見限ったのはそういうのがあったからかもしれませんね…
とにかく、それはそうと本物のトキワソウゴと名乗るイッサさんが仮面ライダーバールクスに変身したのですが、その強さもどれくらいかわからない。
なんか仮面ライダーBLACK RXを模してバールクスとしたらしいのですが、なぜにRXなのかも不明。
確かにRXは歴代ライダーの中でも最強の部類に入るのですが、だからといって選ぶ理由としてのパンチが弱い。
なんでこんなにも辻褄が合わなくできるのか…子供だから騙せるだろうみたいな感じなのかな…
仮面ノリダー(本物)や仮面ライダーGの出演、じゃあ仮面ライダーツクヨミは?
仮面ノリダーと仮面ライダーG、これはかなりテンション上がったと言うか良い演出で笑わせてもらいました!(シリアスなシーンなんですけどねw)
まさかの仮面ライダーシリーズに仮面ノリダーが出るとは…名前や仮面ノリダーとしては戦闘シーンが無かったのですが、その部分が少し残念でしたね。
そして仮面ライダーGを出すんなら、その中の人である吾郎ちゃんも出してほしかったかな、と。
というかこういう演出はできるのに本筋であるメインストーリーがふわっとしてしまうってどうなんでしょうか…
ついでにってわけでもないのですがストーリーで言うところであれば、ツクヨミが今回空気過ぎてびっくりでしたね…それなら仮面ライダーツクヨミを場面的に出しても良かったのではないのかなと…更に言うといろんな仮面ライダーが出てきたのに仮面ライダーツクヨミを出さないのはなんでなのか。
消えた2人(ゲイツとツクヨミ)と死んでないウォズ
これも意味がわからない所ですね。
未来が変わったからゲイツとツクヨミがいなくなるってのはまぁわかります。
その数分後、2人が何故かいる…そして死んだはずのウォズも…そのことについてウォズが『現実は小説より奇なり』と、うまくまとめたようにも思えるのですが、全くうまくなく締めくくられます。
ただ、ここらへんはひょっとしたら『仮面ライダージオウ NEXT TIME ゲイツ・マジェスティ』で語られるかもしれませんが、TVシリーズからこの劇場版への繋がりをここまで意味のないものにしたてあげた制作陣に期待しても駄目でしょうなぁ…┐(´д`)┌
全体的に微妙だった劇場版・仮面ライダージオウ OverQuartzer(オーヴァークォーツァー)でしたが、ここで出てきた謎はひょっとしたらTVシリーズから劇場版への繋がり、そして今回3人が復活した【納得できる】理由をゲイツマジェスティで語られるのであればこのハチャメチャも許せるのですが果たして…
2/28公開のゲイツマジェスティに期待しつつ待つとしましょう!
※追記(2020/3/24)
ついにゲイツマジェスティが配信されたので感想語ってみました。
仮面ライダージオウNEXTTIMEゲイツマジェスティの感想・レビュー!かなりいい作品ではないかと!
宜しければ御覧ください。
それでは、最後までお読み頂きありがとうございましたノシ
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